スピードメーターは速度計か?

タコメーターにデジタル速度計 ヤマハ、スクーター改良(朝日新聞) – goo ニュース
なんで、タコメータは片仮名で、スピードメーターを敢えて速度計としたんだろう、この記事。

別に、どうでもいいことだけど、速度(Velocity)はベクトル量。 速さ(Speed)はスカラ量。 だから、そのままスピードメータにしておけばいいのに。 わざわざ、速度計なんてするから、いちゃもん付けたくなる。

日常の用語が物理や数学的な定義に従う必要は全くないのだが、ちょっと気の利いた人なら、タコメーターと対にするならスピードメータにしとけば良いだろうと思うが。 見出しの次数制限があったのだろうか?

この手の用語の誤用に、エネルギーを作るというのがある。 エネルギーは形は変わるが、作り出すことはできない。 エネルギー保存の法則は最も基本的な物理法則である。 太陽電池であろうが、エネファーム(燃料電池)であろうが、エネルギーを作っているわけではない。 太陽電池は太陽光のエネルギーを電気エネルギーに変換しているだけだし、燃料電池は水素の化学エネルギーを電気エネルギーに変換しているのである。 なお、エネファーム用の水素はLNGから作られ、その際に外部電源が必要である。 なんと、エネファームを動かすのに電気を使わないといけないと言うパラドックスがある。 やはり、燃料電池用の水素は水(できれば海水)の電気分解で作って欲しいものである。 これは、電気エネルギーから化学エネルギーへの変換と言うことになる。

スピードメーターを速さ計としようが速度計としようが、機能的にはなんら変わらないのであるが、記事を書いた人が、VelocityとSpeedの違いを意識していたかどうかが気になったのである。

高校の物理でこの辺りって曖昧にしか教科書に書いてないんだよなぁ! ベクトルと微積を習う前に、速度と加速度を教えないといけなかったりするからねぇ。

しつこいが、速度はベクトル量。 その大きさが速さで、スカラー量。日常的にこの違いを気にしていると、以外と数学と物理が身近に感じるものである。

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